逢魔時堂

逢魔時(おうまがとき)は昼と夜が移り変わる時刻。人の目が宵闇の暗さに順応する前の状態にある時間帯のことを言うのだそうだ。闇に慣れると人の目は宵闇の暗さに慣れ、暗闇の中でも物の形が区別できるようになる。それは、人の心の闇もまた。

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9.唐土の鳥.9

こうして見ると、本来閑古鳥が鳴く店へ品物を売りに行く。 あくまで保管が目的で。 後日必要なときに買い戻しに来る。 そのような貸倉庫のような役目を果たすはずだった逢摩堂は正月三が日はとてもではないがその状態ではなく、 仕方なし適当に置いてきた………